【ネタバレあり】キンキｰブーツを見た話
昨日キンキｰブーツ再演見てきました。
あらすじはこんな感じです。
イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス＆サン」の４代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。
工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。
従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくる決意をする。
チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが…！
公式HPより引用しました。
春馬くんのローラがセクシーで強くて優しくって一緒に行った友達が
「ローラと結婚したい」って口癖のように言ってたのが分かるわ…って感じでした。
セットをつい見てしまうマンなのですがうまく出来てるなというか…。
二階のオフィスの中からいろいろなセットがマトリョーシカみたいに
出てきたりして次はどんな感じになるんだろうってワクワクしてました。
最初の登場シーンの赤い衣装も好きだしチャーリーが男性の体重に
耐えられるようにペタンコのだっさいブーツを作ったのを窘める時の
青い服の曲も好きだなー。(振り付けも曲も一番好きかも)
ブーツが完成したときのベルトコンベアーの上を歩く演出好きだなー
いろいろ形体が変わるしここの曲も好き。
ローラがドン(チャーリーを子どもの時から知ってる従業員。
ステレオタイプな男の人。)とボクシングで対決して負けてあげて
みんなからドラァグクイーンに負けたしょうもない奴って思われるのを
避けてあげて(ローラはプロ一歩手前の腕前)交換条件に「ありのままの
他人を受け入れる」って約束させたり。
ローラは親も含めてどんな目に遭ってきてそれを踏まえてこの条件に
したんだろうけどって考えると胸が苦しくなってしまいました。
チャーリーがミラノに捕らわれすぎて従業員に愛想尽かされてドンが
みんなを動かして職場に戻って来てくれた時思いが通じたんだろうなと
思うと胸が熱くなりました…。
ショーの演出でローラとチャーリーが喧嘩するんですけど私はもうブーツが
完成した時にチャーリーがもうありのままのローラを受け入れてるもんだと
思ったので「もう女の格好をしなくてもいいんだよ」等々って言ってるのを見て
めちゃめちゃに泣いてしまったんですよね…。
twitter見たら田舎だからローラ達っていう異質な人達が町に入ってきて
近所の人にいろいろ言われてきたのが爆発したんだろうっていうのを見て
少し心が落ち着きましたが…。
この辺いろいろな人の解釈を聞いてみたい…。
ローラが老人ホームに呼ばれて親と決別した時と同じ色のドレスを
着てっていうのもまた泣けたし
チャーリーが改心してクライマックスにショーにローラ達が出てきてくれた所も
めちゃめちゃに泣いてしまったし最近元気が無い人も自分があんまり好きじゃない
人も元気と勇気がもらえるしもういっそ全人類見てってなりました！！！
あとエンジェルズもほんとにセクシーでカッコ良かったので100分の1でも良いから
魅力を分けて欲しい…。
(チケット運が仕事したので近くまで来てくれた)
あとは大阪公演ですが当券チャレンジ出来る方はぜひ…。
再々演あったらぜひ見に行ってみてください。
再演verのCD化待ってます…！！！
